歯に優しくしていますか?

投稿日:2022年6月14日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の杉田です。

梅雨入りしましたね、気温差が激しかったり、突然の悪天候になることもあり

昔のシトシト続く梅雨とは違うお天気です。

気温の変化に応じて体温をコントロールしてくれる自律神経が乱れやすく・・・

”自律神経は”交感神経(アクセル)副交感神経は(ブレーキ)の関係です。

徐々に切り替えが出来れば良いのですが、急激の変化により体に負担がかかり

不調が出やすくなるそうです。

そこに、甘い砂糖たっぷりのものが入ってくると

(↑以前セミナーで実習した写真です。)

摂取した糖を消費するためにすごいエネルギーが必要となり

余計に疲れやすくなります。

「普段、水分補給で何を飲んでますか?」とよく質問させていただきます。

「お茶、お水」と答える方も多いのですが

ペットボトルの甘い飲み物を1日に数本飲む方もおります。

前歯の治療経験のある方には飲食について

慎重にインタビューすることもあります。

多糖の飲料を飲むと高血糖状態になり体に負担がかかります。

お口の中も酸性環境が続くとむし歯、歯周病の原因になります。

WHO(世界保健機構)が推奨する砂糖の量は

25グラムです(ティースプーン6杯程度)です。

ペットボトルの清涼飲料水を飲んだら、すぐにオーバーします。

甘いものを欲している時の体の状態が、鉄不足により電子遺伝子系の機能が

低下してクエン酸回路の機能低下が起こりATPが不足し嫌気性解糖主導となり甘いものが

欲しくなるそうです。簡単に言うと「鉄不足」

氷をガリガリ食べたくなる時も鉄不足で貧血を疑います。

(鉄分の多い食べ物・・・アサリ、牡蠣、ひじき、赤身肉、レバー、小松菜ほうれん草)

普段、飲んで食べているもの習慣となっているものを

今一度、確認してみてください。

体の中で一番硬いのが歯です。

本来なら唾液がお口の中を守ってくれています。

しかし、そこに大量の糖が入ってくると守りきれなくなり

歯は酸によって溶かされる環境になりやすいです。

ってことは、大事件が起きています!

以前メンテナンスに来院した10歳の子にレントゲンを見ながら

乳歯と永久歯の説明をしました。

「乳歯はもう少しで抜けそうだね!永久歯が増えてきたね!

この永久歯はいつまで使う?」と質問したら

「大人になっても使う。」

「大人になってもっていつまで?」

「一生使う!」

「その為のは、どうしたらいいかな?」

「歯を磨く!お菓子をいっぱい食べない」

こんな会話ができることが嬉しいひと時です。

只今、木村歯科医院ではお口についての

健康講座を無料で開催しております。

次回の開催は、6月11日(土)の15:30からです。

さらに木村歯科医院のインスタグラムでは、

今後の健康講座のスケジュールや診療日、

健康についての情報発信をしていきます。

ぜひご活用していただければと思います。

皆様のご参加お待ちしております。

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