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デンタルレントゲン撮影について
投稿日:2025年11月28日
こんにちは。埼玉県羽生市にある木村歯科医院の堀越です。
もうまもなく12月ですね。これから本格的な冬になりますが、寒さの苦手な私には辛い季節です。インフルエンザが流行していますが、手洗いやうがいを心掛けています。皆さまも体調などお気を付けください。
さて、前回「レントゲン撮影の原理とパノラマレントゲン撮影で分かること」についてお話ししましたが、今回は、「デンタルレントゲン撮影」についてお話ししたいと思います。
①被ばく量について
②デンタルレントゲン撮影の仕組み・特徴
③デンタルレントゲン撮影の目的
①被ばく量について
まずは、以前にもお話しした被ばく量についてです。
〇 胸部レントゲン撮影:0.06 ミリシーベルト
〇 パノラマレントゲン撮影(全顎撮影):0.03 ミリシーベルト
〇 デンタルレントゲン撮影:0.01 ミリシーベルト
歯科で使用するパノラマレントゲン撮影とデンタルレントゲン撮影は、被ばく量の少ないと言われる胸部レントゲン撮影よりも少ないことが分かるかと思います。
②デンタルレントゲン撮影の仕組み・特徴
デンタルレントゲン撮影は、デンタルX線写真撮影機とデンタルフィルムを用いて撮影します。まず口の中に小さなフィルムを入れます。デンタルX線写真撮影機の先端をコーンといいますが、このコーンをフィルムに垂直に合わせて撮影します。デンタル撮影は、1枚で2~3本程度の歯が写り、細かい部分まで鮮明に確認できるのが特徴です。拡大率が高いため、歯科医師が診断に必要とする「微細な変化」を把握するのにとても有効です。
③デンタルレントゲン撮影の目的
デンタルレントゲン撮影は隣り合った2~3本の歯が撮影対象で、口の中を見ただけでは確認困難なむし歯の発見や治療過程の確認などを得意とした撮影方法です。撮影範囲は狭いですが、歯周組織、虫歯の進行度、被せ物の適合、根管治療の状態を詳しく見ることができます。
デンタルレントゲン撮影は、小さな病変を精密に確認できるため、診断に欠かすことのできない検査です。しかし、約3cm×約4 cmのフィルムを口の中に入れて撮影するため、患者さんにとっては苦しい方もいます。その際は無理のない範囲で検査は行いますのでご安心ください。不安なことや分からないことがあればお気軽にスタッフにお尋ねください。
当院では目から鱗の話が聞ける、院長の無料オリエンテーションを毎月開催しております。 12月6日(土)15時~予定しております。参加ご希望の方は0120-255-418までご連絡ください。皆さまのご参加を心よりお待ちしております🙇♀️
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