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【群馬読売】タウンぐんま記事⑯
投稿日:2026年09月15日
群馬読売のタウンぐんまに掲載されています院長コラムですが、
今回は、2026年7月に発行された内容を共有させていただきます!
是非お読みください!
「人生100年時代!おいしく噛めることが健康につながる」
「もし明日から、一生おいしいものが食べられなくなったら…」。そう考えたことはありますか。日本は国民皆保険制度が整い、多くの病気は保険で治療を受けることができます。
しかし歯科医療では、命に直結しないという理由からか、「おいしく噛むこと」の価値が軽視されているように感じます。
単に「噛める」ことと「おいしく噛める」ことは、まったく違います。
食べ物をしっかり噛み、味わい、「おいしい」と感じる。その瞬間に口の中だけでなく、脳にも刺激が伝わります。
人にとって、食べることは栄養を摂るだけの行動ではありません。喜びも一緒に感じているのです。
毎日点滴で必要な栄養を補給していて健康と言えるでしょうか。命はつながりますが、食べる楽しみも、味わう喜びも、思わずこぼれる笑顔もありません。
旅行先で、美しい景色を見ることも魅力ですが、多くの人の楽しみは、その土地のおいしい料理ではないでしょうか。
もし噛めなくなり、味わえなくなったら、旅行の楽しみは半減します。そうなると外出も減り、人と会う機会も減ってしまいます。実際に、歯を失うに伴って活動量が減少するという報告もあります。
つまり、噛めないことは、歯を失うことだけではなく、人生の楽しみを失うことでもあるのです。私は、健康とは「歩けること」と「おいしく噛めること」の両方が揃って成り立つものだと考えています。
「歩けて、噛める。」この当たり前を守ることが、人生100年時代を笑顔で生きるための、何より大切な健康づくりではないでしょうか。

