e-max

投稿日:2023年6月27日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の田中ょです。

先日、バナナマン日村が歩く「ウオーキングの ひむ太郎」の番組で、

日村氏は今回、目黒通りをウオーキングとのことでした。

目黒通り( ^^) _・・・懐かしい

 

昔・・・東京都多摩市に住んでいたころ、職場がお隣の神奈川県川崎市の歯科技工所。

就職をした先の新人研修で、恥をかきました・・・

新人研修で武蔵小杉の研修先へ。今では人気の武蔵小杉新人3名で会場ホールに入ると・・・席がないほどの光景でした。

空いている席を見つけて着席すると・・なんとその会場は大手メーカーの新人研修の会場でした。

時すでに遅し( ^ω^)・・・社長に起立礼ーーー着席の間に3人で逃げるように会場を脱出。

我々の研修先は大ホールの隣でした。大変失礼致しました。

 

当時の歯科技工所の仕事ですが、記憶をたどりますと・・・朝8時から外周りに出発します。

私の担当が川崎から多摩川を渡り目黒区自由が丘。

川崎市麻生区王禅寺の歯科医院に向かうと、よく読売Gの選手をよく見かけ、

抜け道をつかいながら次から次へと歯科医院へ。

抜け道も、多摩川の橋を渡る渋滞はどうにもなりません。

目黒通りは、カーディーラーが多く通称 「外車通り」と呼ばれてました。

イタリア車のランチアのディーラーにWRCで活躍の「ランチアデルタ インテグラーレ」

数々のメーカーを通り越し、よく聞く碑文谷ダイエー「現在はイオン」

の隣に、メルセデスのディーラーがあり、営業車トヨタ「スターレット」を置かせてもらい、

二階にある歯科医院へ。

こちらの歯科医院は、思い出があり、

歯科医院でその日の模型を預かり指示書を確認して、次の歯科医院へ向かうのですが、

乳歯のインレーで金属がゴールドの指示でした❓

乳歯は生え変わるため、シルバーの金属がほとんどでしたが・・・

歯科医院へ戻り先生に乳歯の金属のことを確認したところ・・「○○○○」!納得しました。

半日は外回り・・午後から作業に入ります。覚えることが多く、仕事も多く、帰りは遅くなります。

技術を身につけるため時間や休みなど、関係なかったです。

手に職をつけるためには厳しい環境は必要でした。我々の時代は。

 

おもに臼歯部の補綴物にe-maxを用いるのですが、

前歯部でのe-max補綴物の作業を簡単に紹介いたします。

ワックスアップにて歯冠を回復します。

臼歯部「奥歯」でしたらこの後埋没してプレスするのですが、

前歯部のため作業工程が複雑になります。

 

ワックスアップをして歯冠回復をした表面だけを削り、歯の内部構造の形にします。

舌側面「歯の裏」や切縁「歯の先」強度のために残します。

強度ですが、通常のセラミックは、100MPa e-maxは、400MPa 天然試は、350MPa

e-maxは十分な強さを持っています。

 

作業の続きですが、

埋没して850度の窯に入れて、その後プレスをします。

プレス後、研磨をして、内部構造表面に色を塗り窯で焼いていきます。

続いて、削った表面に陶材パウダーを盛り、色を重ねて再び窯で焼いていきます。

形態修正をして仕上げのツヤ焼きをして完成です。

自然な仕上がりになります。

前歯部の作成はジルコニアフレームを使ったジルコニアセラミックもございますので、

スタッフにご相談ください。

 

木村歯科医院では、院長による無料オリエンテーションを毎月開催しております。

次回の予定は 8月26日 土曜日 15時30分~

参加をご希望の方は是非当院までご連絡ください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。