痛くない親知らずの抜歯

親知らずは抜くべきか?抜かないべきか?

親知らず抜歯

親知らずは、抜くべき歯という固定観念があるかもしれません。おそらく、皆さんの中にも、親知らずを抜いた経験がある方が沢山いらっしゃることでしょう。けれども、親知らずというのは、必ずしも抜かなければならないわけではありません。ですのでケースバイケースで判断していきます。

親知らずを抜いた方が良いケース

斜めに生えている親知らず基本的に親知らずは、お口の中で悪さをしなければ、抜く必要はありません。

悪さとは、周囲の歯を虫歯にしたり、親知らずそのものが虫歯になったりすることです。

あるいは、親知らずは智歯周囲炎(親知らずの周囲に炎症が起こる病気)という、細菌感染を起こすことがあります。この病気に罹ると、顎が腫れたり、強い痛みを生じたりします。こういったケースでは、親知らずは抜歯した方が良いと言えます。

親知らずは再利用することもできる(移植)

私たちの歯は、生えてくる本数が決まっています。親知らずも入れると、全部で32本の歯が生えてきます。このうち、4本の親知らずは、もしもの時に再利用することができることもあるのです。もしもの時とは、虫歯などで歯を失った時です。そこに、元気な親知らずを移植することで、有効な治療を行うことができるのです。

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親知らずを抜くときは痛い?それとも痛くない?

親知らずを抜く

歯を抜くというのは、ものすごい痛みを伴いそうですよね。でも実際に親知らずを抜く時は、ほとんど痛みを感じません。なぜなら、抜歯をする前に、麻酔を注射するからです。もちろん、麻酔の効果が薄れた後は、痛みを感じることもあります。

抜歯後の痛みとオペの長さは比例する

親知らず抜歯オペ親知らずは、抜歯後、麻酔薬の効果が切れてから痛みが生じてきます。

そして、その痛みの強さは、オペにかかった時間の長さに比例します。オペの時間が長いということは、それだけ歯茎や顎の骨を傷めていることになるからです。

当院では、診断をていねいに行い、シミュレーションをしっかり行うことでスムーズに抜歯するようにしております。

ドライソケットによる痛みについて

親知らずとドライソケットドライソケット(抜歯後に顎の骨がむき出しになっている状態)になると、顎に痛みが生じるようになります。

ドライソケットでは、顎の骨がお口の中にむき出しになっているので、食べ物などが直接骨に当たることになります。そのために、顎に激しい痛みを感じることがあるのです。

ドライソケットの予防法としては、まず、抜歯後しばらくは、うがいを控え、傷口の血液が固まりにくくなることを防止することが大切です。

また、舌で傷口を触ったり、固いものを食べるのを控えましょう。これらもドライソケットを引き起こす、主な原因となっています。

親知らずを抜歯すると顔が小さくなるって本当?

親知らずと小顔

私たちの顔は、頭蓋骨と顎の骨によって、その形が決定されています。ですので、いくらダイエットをしても、その骨格以下には、顔を小さくすることができません。ただし、親知らずを抜歯するとなると、話は別です。

親知らずは、顎の骨の一番奥に生えています。この親知らずを抜くと、歯一本分だけ、顎の面積が小さくなっていきます。すると、顔の輪郭自体も変化して、小顔になるのです。このように、親知らずの抜歯というのは、病気の治療だけではなく、小顔矯正にも効果があると言えます。

 

羽生で痛くない親知らず抜歯ならぜひ当院にご相談ください

痛くない親知らず抜歯

抜歯時、抜歯後の痛みをおさえ、また、ドライソケット防止についてなど総合的に痛みを抑えた抜歯が可能です。羽生で痛くない親知らずの抜歯をご希望の方は、ぜひ木村歯科医院までご相談ください。