インプラントは何本必要?

投稿日:2018年9月25日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の早川です。
今日は朝から雨が降り続いていますが、昨日は『中秋の名月』でお月様がきれいに見えました。
皆さんはご覧になりましたか?
今日はこのまま雨のようなのでお月様は見えませんが、たまには夜空を見上げてみるのもいいかましれませんね!

最近あったちょっといいこと・・・息子の体育祭が無事に終わったことです。
天気の都合で一日延期にはなりましたが、障害物競争、リレーに組体操・・・
どれも迫力があり素晴らしかったです。
来月の音楽会も楽しみです。

それでは、院長のコラムをご覧ください。

㉕インプラント(4) インプラントは何本必要か

 

いったい自分の歯は何本あり、何本失っているのでしょう?通常なら親知らずを入れずに永久歯は28本あります。そして、歯を抜いたりして歯が無くなったしまった所に、もと歯があったように噛めるようにするのが人口の歯根を入れるインプラント治療です。インプラント治療では、失った歯の数のインプラントを入れなければならないという事はありません。失った歯の数によるインプラントの本数は、1本歯が無い方はインプラントが1本必要、2本無い方は2本、3本無い方は2~3本、4本無い方は3~4本…といった具合に状況により少しずつ本数が変わります。ただ歯が無いといっても連続して無い場合や飛び飛びで無い場合、左右で1本ずつ無い場合など人それぞれだからです。

また、次回以降で詳しくお話しようと思いますが、歯が1本もない方でも4本のインプラントを特殊な方法で入れて手術当日に12本分の歯を固定する「オールオン4」という治療法もあります。

インプラントの太さや長さも骨の厚みにより様々な種類があります。最近は歯を抜いてからしばらく期間を置き、インプラントを入れるのではなく、歯を抜いたその日にインプラントを入れる治療法もあります。

このようにインプラントといっても様々な種類があり、いずれも毎年出ては消え出ては消えとめまぐるしい進歩と遂げています。そのため国産で新タイプだから安心という事は一概に言えません。インプラント治療は骨の中に入れてから少なくても10年以上機能させたいからです。

10年以内にインプラントとメーカーが無くなってしまった場合、その部品は供給されないためメインテナンスはできなくなります。電気製品のように部品が無くなったら買い換えるというわけにはいかないのです。

ひと口にインプラントといっても過去に約300種類の物が消え去っています。できれば安全性が確立され、世界中で使われているようなブランドインプラントが、今後の事を考えると安心安全ではないかと思われます。

インプラントと言っても、その治療方法はさまざまです。
おひとりでお悩みにならず、まずはご相談ください。
無料相談も行っておりますし、院長によるお口の健康講座も行っております。
次回は9月29日(土)16:30からです。
皆様の参加をお待ちしております。