知らなきゃ損する歯のはなし104が掲載されました!

投稿日:2020年4月22日

カテゴリ:News&Topics 埼東よみうりコラム記事

第4回帰ってきた「知らなきゃ損する歯の話し」通算104回

歯科はキャンセル当たり前?

勿論一度もキャンセルもなく通っていらっしゃる方が大半です。
しかもキャンセルした方の大半は本当に忘れていたという方がほとんどという事にも体への意識の差を感じます。中には予約を取っても後で用事が入ったら「歯科はキャンセルすればよい」と言う方がいます。できればその日に診た方が悪化しないと思って予約を入れてもです。しかし歯科医療と言うものは予測して治療計画を立てて予約を入れていても時間通りに行かず予約してきていただいている患者様をお待たせしてしまう事があります。しかも私の感覚ではなぜかお待たせしてしまう患者様に限って毎回お待たせしてしまう事が重なってしまいがちとみています(歯科あるある!)お待たせしてしまった患者様には毎回「お待たせしてすみません」と言い続けています。

ドタキャンと呼ぶ当日のキャンセルについてはさらに問題です。ドタキャンは事情によってはやむをえない事もありますが、いかがなものでしょうか?友達との約束でもドタキャンされたら嫌な思いがするでしょう。ましてや私達は予約の為に準備して待って居るのです。その予約時間に来たかった方を断っている事もあるのです。キャンセル料もかからないからキャンセルするのでしょうか。

勿論一部の歯科医院ではキャンセル料がかかります。飛行機やホテルでもキャンセル料はかかります。体を見ていただく病院ではキャンセル料がかからないのでしょうか?
私は昔から病院は待たせるのが当たり前だった事からキャンセルが出ても支障はないとなってしまったのだと思います。今はお待たせしたくないから予約制を採用しているのです。

勿論お待たせしてしまう事もありますが、それだからキャンセルしても良いですよとはなりません。
完全予約制はお互いの為しっかりとした治療時間を個々に確保するための手段なのです。まだまだ予約制ではない病院もあるかとい思いますが、今や誰でも簡単にスマホで連絡できる時代です。一昔前に比べたら突然行って診てくれる病院の方が少なくなったのではないでしょうか!

最近はインプラントや特殊な義歯や以降でお話しするコーヌスクローネという特殊な治療などの高度医療を行う機会が増えており、しっかりと治療時間を取るには完全予約制が一番良いかと思います。