知らなきゃ損する歯のはなし109が掲載されました!

投稿日:2020年9月19日

カテゴリ:News&Topics 埼東よみうりコラム記事

知らなきゃ損する歯のはなし109

人生100年時代と言われているのに、80歳代70歳代60歳代、そして50歳代の方までもがそれぞれ「先がないから歯の治療にはお金をかけたくない」「今が痛くなく噛めれば良い」と言います。 しかし、その場しのぎの治療は、将来的に自分自身のためにはならないと思います。  昭和の頃は家庭に車があれば贅沢な時代でもあり、車は高価なものでした。しかし、車は今でも高価ですが今や家庭に1台ではなく1人に1台の時代が来ています。特に田舎では交通手段が自家用車と言うのが普通になり、当院のある羽生市では公共のバスも少なくなりました。また、スマホをはじめとする携帯電話の類も普及率が8割を超えていますが、毎月の料金や本体価格はひと昔前はいらなかったものです。  それでは、昔からあった歯の治療についてはどのくらいの負担までが許されるのでしょうか?  「できれば自分の家を持ちたい」という事で、人生最大の借金は住宅ローンという方が多いと思います。私はまだ持ち家を持っていませんが、この年で35年ローンは考えものです。もうしばらくは借家人生と決めています。  しかし、これからは自分の体の健康のためにローンを組む時代が来る気がしています。車も必要だからローンを組んでも乗る人が出てきているからです。もちろん、スマホも月々の分割が当たり前のように普及しています。要は「人生で何に価値を見出すか?」ではないでしょうか?  歯のある方と歯のない方では病気になる率が格段に違うという結果が出ています。歯がある方はこれ以上失わないように予防し、歯を失ってしまった方は噛めるように治療をしましょう。現在は自分の歯のような噛み心地を取り戻す治療も多岐にわたり開発されています。  私が近年お勧めしている治療は、このコラムでも何回かお話ししましたが「コーヌスクローネ義歯」という方法です。取り外しですが噛み応えがあり、むしろ取り外して管理できるので、歯周病にも対応でき、磨けるようになるという優れものです。この方法は口の中の状況によって治療法や治療期間が大きく異なり、精密な技術が必要なため、まだまだ普及できていない近未来のベストな入れ歯と言えます。 ぜひかかりつけの歯科医院でベストな治療を受け、歩けておいしく食べられる人生を送りましょう。  歯についての相談予約や無料健康講座の予約は木村歯科医院(0120・255・418)へ。