むし歯は遺伝する⁇

投稿日:2021年8月27日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の野本です。

今日も日差しが強くとても暑いですね。マスク生活も慣れてきましたが、この時期は暑くて息苦しいですね(>_<)

まだまだ暑い日が続きますが、こまめに水分補給をしながら熱中症に気をつけていきましょうね‼︎

今回は「むし歯は遺伝するの⁇」についてお話ししたいと思います。このワードを聞いて心配になってしまう親御さんも多いのではないでしょうか。

その説の根拠は科学的に「多少はある」といえますが、主な理由は食生活や歯磨き習慣にあります。

ポイントを理解して予防すればむし歯を防ぐことができます。
むし歯の発生には、複数の要因が関係しています。歯の質や形、糖質(砂糖の摂取)、細菌(むし歯菌)、唾液の質や量などで、それらが悪い状態のまま長い時間が経過すると、むし歯菌がつくった酸により歯が溶けてしまいます。

歯の質は生まれつき差がありますが、フッ素入りの歯磨き剤を使って歯磨きをしたり、歯科医院でフッ素塗布を受けることでエナメル質を強化することができます。

また、毎日の食生活が大きく影響しています。
甘い物をだらだら飲んだり食べたりしていませんか?

唾液にはむし歯菌がつくった酸を中和し洗い流す効果がありますが、すぐには発揮されず40分くらい時間がかかるといわれています。

おやつの時間を決めず、テレビを見ながら、ゲームをしながらなど、しょっちゅう甘い物を口に入れていると唾液の作用がいつまでも働きません。
すると歯の表面に常に酸があることになり、むし歯になってしまいます。

食生活は家庭環境による影響が大きく、「親御さんにむし歯が多いと子どもにもむし歯が多い」といわれるのは主にこれが理由です。親と子は同じ食生活になりやすいですからね。だらだら食べるのではなく、時間を決めて食事や間食をするようにしましょう。

唾液には細菌を洗い流したり再石灰化を促す効果など色々な作用があります。よく噛んでたくさん唾液を出すようにしましょう。

そして、むし歯菌の活動を抑えるためにも歯磨きをしっかり行いましょう。歯間ブラシやフロスを使って歯の間に残る汚れを取り除くことがとても大切です。
お家でのセルフケア+歯科医院での定期検査も行いながら予防をしていきましょう。

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