自分に合う歯ブラシを見つけよう

投稿日:2022年2月25日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の長谷川です。

最近、友人がとってもとってもかわいいトイプードルを飼い始めました。
よく会いにいくのですが、この前歯磨きをしているところに立ち会いました🐶🪥
犬の歯磨きを見るのははじめてで、ブラシの入れ方や動かし方など人間と同じようにするのではダメなんだなぁと勉強になりました。

本題にうつりますが、
皆さんは自分の歯磨きをするとき、どのようにブラッシングをしていますか?
歯ブラシにそんなに違いがあるの?と感じる方も多いかと思います。
今回は歯磨きについて紹介させていただきます!

まず、よく耳にするプラーク(歯垢)とはむし歯や歯周病などの最も代表的な病原因子のことです。
また、誤嚥性肺炎や循環障害などの全身疾患の発生にも影響を及ぼします。そのため、生涯にわたってプラークコントロールをすることが必要となります。
プラークコントロールとは、「歯垢(しこう)」であるプラークを取り除き、口内環境を正常に保つことを意味します。

プラークコントロールの目的は、食生活の改善やフッ素入りの歯磨き粉などを用いてプラークを付着させない環境を整えることと、付着したプラークを除去することです。

○プラークを除去する方法には歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシ、歯磨き粉や洗口剤の使用などがあります!

今回は歯ブラシについてお話しいたします!

🪥歯ブラシの目的
①食べ物の残りカスの除去
②プラーク(歯垢)の除去
③歯肉のマッサージ
④口腔粘膜の清掃
⑤舌の清掃
⑥口腔機能のリハビリテーション

🪥歯ブラシの選び方
①毛があるヘッドの部分は口腔内の形態に適応できるやや小さめで薄めのもの
②細長くて奥歯まで届きやすいもの
③手にフィットして握りやすいもの
④実施するブラッシング方法に形態や毛の高さが適応しているもの
⑤あなたが使いやすいと感じるもの

☆主な歯ブラシの種類
↓毛のやわらかさ
●「ふつう」
一般的なかたさ。効率よく汚れを落とせる。

●「やわらかめ」
歯周病などで歯ぐきが弱っている人や出血しやすい人でも使用できる。「ふつう」タイプより汚れが落ちにくく、より丁寧に歯磨きをする必要がある。

●「かため」
汚れが落ちやすく、使用感が良く感じやすい。力が強いと歯ぐきや歯を傷つけたりするので、注意が必要。力が入りにくい人におすすめ。

↓毛先の形
●「ラウンドカット」
1本1本が丸めの毛先なため歯茎にやさしく、傷つけないようになっている。
歯の表面に多く触れるので汚れが落ちやすく、「ラウンドカット」の「平ら(フラット)」タイプはむし歯予防に向いている歯ブラシ。

●「超極細」
先端に向かうにつれて細くなっている。毛先が細いので歯と歯の間や歯周ポケットの汚れも落とすことができるので、歯周病予防に向いている。

↓他にも
●タフトブラシ(部分掃除用)
基本的な歯ブラシで磨いた後に使用する、毛の列がなく山型になっている小さい歯ブラシ。奥歯、親知らず、矯正治療中のワイヤーの隙間、歯と歯が重なり合った部分の汚れをより細かく落とせる。

●歯間ブラシ(部分掃除用)
基本の歯ブラシ・タフトブラシでは届かない歯と歯の間の汚れを落とすのに優れている。歯周病や年齢により歯ぐきが下がり、隙間が広くなるので自分の隙間に合った歯間ブラシのサイズを選ぶことが大切です。

わたしはどの歯ブラシがあっているの?とお悩みの方、いつでもご相談ください🦷🪥

 

もっともっと歯のための話を聴きたいと言う方にとっておきのオリエンテーションを開催しておりますのでこちらもチェックしていただけると幸いです。↓

木村歯科医院では、院長による無料オリエンテーションを毎月開催しております。

3月12日(土)15:30〜
3月15日(火)15:30〜
どちらも約60分を予定しております。
感染対策を行って実施しております。

院長による『知らなきゃ損する歯の話』や
当院の歯科衛生士による『コロナに負けない免疫力について』お話しさせて頂きます。

ご希望の方はスタッフにお尋ねいただければと思います。
また、お電話でも承っておりますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

■ 他の記事を読む■