保険と保険外?

投稿日:2022年3月2日

カテゴリ:院長・副院長ブログ

《保険と保険外?》

こんにちは。
埼玉県羽生市にございます木村歯科医院・院長の木村です。

コロナは、自分だけでなく、家族や職場の方にも迷惑がかからないかと悩んでしまいますが、明日は我が身、今後ウィズコロナでいくにはどうしたらよいかを模索しております。

ところで、俗に医療費が高いと言われているアメリカでは、歯肉に埋まっている親知らずを抜くのに50万円くらいの治療費がかかります。
これは、保険がきかないからです。
日本では、3割負担で、5,000円ほどになります。
しかし、アメリカも日本も同じように抜歯しています。

差し歯やインプラントは保険がきかないから高額であると思われている方が多いようですが、では、入れ歯についてはいかがでしょうか?
明らかに装置が特殊で、一般的な入れ歯とは違うものは、高額と感じるかと思います。

続いて、総入れ歯ではいかがでしょうか?
ただ単純に歯型と噛み合わせをとれば出来上がる総入れ歯についても同じものが出来るあがるでしょうか?
実際に、多くの歯科医院では、総入れ歯を作るのは国家資格をもった歯科技工士さんですが、指示をする責任はすべて歯科医師にあります。
総入れ歯を入れて満足されていない方は、たくさんの入れ歯を作ったり、歯科医院巡りをしている方もいます。

また、その総入れ歯も保険で作るものと保険外で作るものがあります。
治療費もまちまちで、例えば、銀座の歯科医院で作る総入れ歯が1,000万円という話も聞いたことがあります。
どこで作っても同じように見える総入れ歯でも、インプラントやセラミック治療など見た目で明らかに保険治療の物があります。
これは、治療の技術や材質だけでなく、場所柄や作る技工士さんの腕もあります。

通常、海外では、歯科医院の技量で治療費が決まりますが、日本では、保険診療がすべての国民が受けられる平均的な金額と思われがちですので、保険診療よりも優れた技術は、海外と同じ相場で行うと全く別の高額治療と思われても仕方がない状況だと痛感しています。

なにかご不明点がございましたら、お気軽にご相談下さい。

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