健康寿命

投稿日:2022年3月18日

カテゴリ:木村歯科訪問プロジェクト

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の折原です。

3月も中旬となりだいぶ春らしくなってきました。
もうすぐ桜も咲きそうですね。

先日の地震は大きくてビックリ!!しました。11年前の地震の記憶がよみがえってきます。怖いですね、東北では被害が出ていますが、これ以上大きくならないことを願うばかりです。

戦争もおきているし、コロナ渦ですし、早く平和になることも願いたいです。

 

さて、日本は長寿国ですよね、でも、寝たきりや病気では長生きしていても楽しくないですよね

健康寿命って何?

日本人の平均寿命は女性が87.45歳男性が81.41歳と、世界でもトップクラスです。
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間と定義づけられています。
誰もが、健康に長寿を全うしたいと願うものであります。
現状で日本人における、平均寿命と健康寿命の間にはどれほどの差があるのでしょうか(平均寿命と健康寿命との間には、男性では約9年女性では約12年もの差があります。多くの高齢者は寿命が尽きるまでに、何らかの健康上の問題で日常生活が出来ていないことになります。

死亡する原因のトップは悪性新生物(がん)であり、心疾患、老衰、脳血管疾患、肺炎…の順となっています。誤嚥性肺炎を含む肺炎での死亡率は第3位です。

要介護になる主な原因として認知症が最も多く、次いで脳血管疾患(脳卒中)、高齢による衰弱、骨折・転倒、関節疾患…といった順になっています。

日本では医療保険で全国民がカバーされており、脳血管疾患や心疾患は高い医療技術や救急体制のおかげで死亡する疾患ではなくなってきています。一方で、一命は取り留めても、その後重大な後遺症を抱え、介護を必要とする方が増加しています。
認知症は、患者数が増加しており、今後のわが国の医療において認知症への対策は課題となっています。このような理由からも要介護になる疾患に対する予防や対策はおおきな関心ごとです。

●歯の健康と健康寿命の関係
歯が多く残っている人や、歯が少なくても入れ歯等を入れている人では、歯が少なく入れ歯を入れていない人と比較して、年齢、治療中の病気や生活習慣などの影響を取り除いても、その後に認知症発症や転倒する危険性が低いということがわかってきています。

できるだけ自分の歯を多く残していくことが元気な高齢者でいることの秘訣となるようです。
しかし、歯を失ってもしっかり入れ歯を使えば、あらゆる口腔機能を回復、維持されます。
歯科診療で相談しながら定期的なチェックが重要ということになります。

訪問歯科診療において、口腔の機能を回復しておいしいものを食べられるようになれば、体調も良くなってくるのではないでしょうか!
歯医者に行きたくても行けない、連れて行けない、など身近に困っている方がいらっしゃいましたら、当医院のスタッフにお声かけ下さい。

 

木村歯科医院の院長による無料オリエンテーションを開催しております。
4月9日(土)15:30~
4月12日(火)15:30~

もっと早く聴いておけば良かった!というお声をいただきます。
みなさまのご参加お待ちしております。