フッ素について

こんにちは！

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の山野です。

先日、甥っ子が初めてフロスをさせてくれました！

嫌がる様子をみせず、とてもいい子にフロスをすることが出来ました。今までは、口の中も見せてくれなかったのですがやらせてくれて嬉しいです(^^)

大人になってもフロスをする習慣がつくように、これからもサポートしていきたいと思います！

さて、今回は私が診療中に行うことの多いフッ素の塗布についてお話しします。

『フッ素を塗布する理由』

①虫歯の予防

②再石灰化の促進

③歯質の強化

フッ素を塗布することにより、強い歯を作り酸によって溶けてしまうのを防ぐことができます！　

『フッ素の正しい量と塗布の頻度』

フッ素を塗布することは大切なことですが、塗布の量を間違えてしまうと危険と言われています。正しい量を知って使っていただくことが大事だと思います！

塗布の量は年齢によって決まっています。

6ヶ月〜2歳　切った爪程度の少量

3〜5歳　　　5mm以下

6〜14歳　　1cm程度

15歳〜　　　1〜2cm程度

※歯ブラシに対しての長さです。

フッ素を塗布した後は、お口はゆすがなずにお口に溜めておくことが効果的です。

塗布の頻度は、3〜4ヶ月に1回がおすすめです。

継続することで効果もでてきますので、定期的に歯医者に来て塗布するようにしましょう🦷

『フッ素を塗布しすぎると』

フッ素塗布を過剰にした場合、いくつかの副作用が現れることがあり、急性中毒と慢性中毒があります。

〈急性中毒〉

①下痢

②嘔吐

③悪心

上記に書いてある症状が現れることがあります。

〈慢性中毒〉

歯のフッ素症と言われる特徴的な症状が現れます。

高濃度のフッ素を継続的に摂取することにより生じる症状です。

歯への影響では、エナメル質の形成障害が起こり、歯の色や形に異常が認められるようになります。

フッ素には危険なところもありますが、正しく使っていただければ歯に良いことが多いです◎

正しい知識を身につけて、一生使う大切な歯を大事にしましょう✨

当院では定期検診で塗布することができるのでご希望な方はお声がけください。

そして、フッ素がたくさん入っている歯磨き粉（大人用と子供用あります。）を販売しているので是非使ってみてください！

お待ちしております！

只今、当院では院長による無料オリエンテーションを毎月開催しております。
次回の日程は9月13日（火）15:30〜を予定しております。皆様のご参加、心よりお待ちしております。

またさらに木村歯科医院のインスタグラムでは、今後の健康講座のスケジュールや診療日、健康についての情報発信をしております。
ぜひご活用ください！