レントゲン撮影の原理とレントゲン撮影で分かること

投稿日:2025年5月27日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の堀越です。先日、房総にドライブへ行ってきました。春先の気持ちの良い天気で、房総の風を感じながらのドライブと美味しい海の幸を食べて気分をリフレッシュできました。寒暖差のある日が続いておりますが、皆さま体調などにお気を付けください。
さて、前回、私は放射線被ばくについてお話ししましたが、今回は、「レントゲン撮影の原理とレントゲン撮影で分かること」について何回かに分けてお話ししたいと思います。
《レントゲンの原理》
まずは原理を簡単に説明します。X線はX線照射装置から放出され、体を通過します。X線の透過率の違いにより、X線が通過した部分は黒く、通過しない部分は白く映ります。この濃淡の違いを映しだしたのがレントゲン画像です。
《レントゲンで白く映るもの》
〇歯牙
〇骨
〇薬剤や金属などの人工物
《レントゲンで黒く映るもの》
〇皮膚
〇筋肉
〇脂肪
《レントゲン撮影の種類》
レントゲン撮影と言っても種類があり、その用途に合わせて使い分けます。
①パノラマレントゲン
②デンタルレントゲン
③歯科用3次元CT
④セファロ撮影
今日は、①のパノラマレントゲンについてお話しします。
《パノラマレントゲン(オルソレントゲン)》
パノラマとは、広々とした眺望という英語の意味で、広い範囲を撮影する機器です。当院の装置は一台でパノラマとCT 撮影ができます。
《パノラマレントゲンの特徴》
顎全体を一度に撮影することができ主に歯並びや虫歯の有無、上下顎骨の状態を把握することができます。患者さんの頭の周りを装置が素早く、ぐるっと回ります。撮影された画像は左右が逆になっています。
《パノラマレントゲンで分かること》
〇全顎のむし歯や歯周病がどれくらい進行しているか
〇子供の歯の生え変わりの状態確認
〇親知らずの有無や、どのような向きで生えているか、他の歯に影響は無いかなどの確認
〇埋伏過剰歯や埋伏歯の確認
さらに、これまでにどのような歯科治療を受けているかなど様々なことが分かります。パノラマレントゲンは今後の治療や診断にとても有効なので、当院では定期的に撮らせていただいております。
次回はデンタルレントゲンやCT撮影についてお話しできればと思います。
当院では目から鱗の話が聞ける、院長の無料オリエンテーションを毎月開催しております。
6月21日(土)15時30分~、7月19日(土)15時30分~予定しております。参加ご希望の方は0120-255-418までご連絡ください。皆さまのご参加を心よりお待ちしております🙇‍♀️
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