歯の染め出しで磨き残しチェック

投稿日:2020年11月10日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の折原です。

今年も気が付けば後2か月弱ですね。だいぶ日が暮れるのも早くなってきました。
朝晩寒くなり、布団から出るのが厳しいです。

今年は紅葉がキレイと言われていますが、みなさん紅葉狩りに行かれましたか?
GOtoキャンペーンで旅行がお得らしいのですが、なかなか行けません。。

 

ところで、みなさん歯磨きしていますか? と聞かれて、していませんという方はいないと思いますが、
歯磨きができているか、できていないかを見えるようにするために、歯を染め出しする方法があります。
学生の頃に行った方が多いと思います。

なぜ、染め出しををするかのかというと、むし歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)はべたべたとしていて歯につきやすく、歯と同じような色をしているので一見するとキレイに見えてしまいます。
そこで磨き残しを見えるようにするために染め出しをします。磨き残しの部位は奥歯の溝や歯の付け根、歯と歯の間です。そのような所が染め出されることが多いです。また、磨けてないことでむし歯にもなりやすいです。

染色剤にはいくつかの種類があります。染色剤を塗布するタイプ、ジェルタイプ、錠剤で噛み砕くタイプ、洗口タイプなどがあります。
歯科医院でも染め出しをしますが、自分自身で自宅でもできます。薬局などの歯ブラシ売り場に置いてあります。私自身はジェルタイプや錠剤タイプを使用したことがあります。ジェルタイプは綿棒を使用して塗りました。奥歯の方が塗りづらかったです。錠剤タイプで噛み砕く方が全体に染まったので良いかもしれません。
当医院では、2tone カラーになる染色剤を塗布するタイプを使用していて、比較的新しいプラークは赤、古いプラークは青に染め出されます。

私たち専門家でも歯磨きが完璧ではないので、磨き残しや磨き方の癖で、染め出してみると赤くなってしまうところがあります。

染め出しをしてみると、自分の磨き残しが良く分かります。
どこに磨き残しがあるのかが分かり、その場所を気を付けて磨くようにすることで磨き方の改善にも役に立つと思います。
私たち専門家からしてもキレイなお口の中だから安心だと思ってしまいますが、実際染め出してみると染まってしまうことでプラークや歯石の取り残し防止になり安心できます。

是非、定期検査に来ていただきチェックしましょう!

 

院長によるオリエンテーション(旧健康講座)の次回の予定は

11月28日(土)16時からです。

参加ご希望の方は0120-255-418までご連絡ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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