歯ぎしりや食いしばりのリスク

投稿日:2019年5月21日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の嶋です。

突然ですが、ゴールデンウィークに初めて横浜の中華街に行ってきました!!

小龍包に大きい豚まん、美味しかったです★☆★☆

 

最近、歯ぎしりについての質問をされるので就寝中に使うマウスピースについてを説明します。

さて、ここで質問です。

・歯が削れている

・舌の縁に歯型の圧痕が・・・

・顎の骨が盛り上がってる

・頬の頬粘膜に歯型が・・・

 

お口の中にこんな痕跡がある方は歯ぎしり、食いしばりをしている可能性大です!!

 

では、なぜこれらがダメなのか??どんなダメージがあるのか??

↓   ↓   ↓

・自分で自分の歯を削ってしまうと、、、

歯が異常にすり減っていたり欠けたりして内側にある象牙質や時には神経がむき出しになってしまうことがあります。

 

・歯が欠けているところにはご用心!

プラークが溜まりやすくなるので気を付けましょう!

 

・虫歯のリスク増!

象牙質や神経がむき出しになると、刺激が伝わりやすくなるため知覚過敏の、そして細菌が侵入しやすくなるため虫歯のリスクが高くなります!

 

・過剰な力が「歯が埋まっている骨」へのダメージに

歯周病の患者様に、炎症による破壊に加えて過剰な力がかかることで骨がより失われやすくなり、歯が揺さぶられて動いてしまうなど、症状が悪化しやすくなります。

 

・歯周病の治療への悪影響も!

歯ぎしり、食いしばりの力が加わり続けると、歯周病の治療をして炎症をよく取り除いても歯の周囲の組織の回復に不利になってしまいます。

 

・「被せ物」が欠ける(外れる)!!

歯ぎしりによる咬頭(歯の山になっている部分)に引っかけるような強い力や食いしばりの強い力が日常に加わっていると割れたり外れたりすることがあります。

 

・「歯」が折れる(割れる)!!

歯ぎしりや食いしばりの過剰な力が日常的に加わると歯は徐々に傷み、ついには折れて抜歯が必要になることがあります。

 

(インプラントをした方)

・「上部構造」が壊れる!

歯ぎしり、食いしばりの力によって上部構造(被せ物)のレジンやセラミックが欠けてしまいます。

 

・インプラント本体が壊れる!

過剰な力の為、チタン製のインプラント体がポキッと折れてしまうこともあります。

 

・顎関節症

顎に加わる過剰な圧力の為に顎関節症を発症することがあります。

 

たかが歯ぎしり、たかが食いしばりだと思っていませんか??

様々な悪影響を及ぼす歯ぎしりや食いしばりですが、当院ではこれらを防ぐ「マウスピース」をおすすめしています。マウスピースによって過剰な力を歯にかけないことができるので、もし気になった方や詳しくお話が知りたい方はスタッフに気軽にお声掛けください♪

 

木村歯科医院では院長によるお口の健康に関するオリエンテーションを無料で行っています。

次回の健康講座は5月21日(火)15:00~の予定と

なっております。

参加希望の方は木村歯科医院(048-561-0808)までご連絡ください。

皆様のご参加お待ちしております。