すぐにできるむし歯予防

投稿日:2021年9月3日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の長谷川です。
前回はオーラルケアの効果を格段にアップさせるポイントについてお話しさせていただきました。
今回は、むし歯予防として飲食のリズムについてお伝えしていきたいなと思います♪

歯みがきを丁寧にしているつもりなのに「なぜかむし歯が増える」という方いらっしゃいませんか?
初めてきた患者様とのカウンセリングでも、歯磨きは意識して行っているけれどむし歯ができてしまうと悩みを抱えている方も少なくありません。

もしかしたら、甘いもののだらだら食べ、だらだら飲みを行っていませんか?
甘いものを完全に食べない、飲まないというのは
健康で幸せな人生を送りたいという面で考えると難しいですよね。
私も甘いものが好きなので、完全に食べない!飲まない!というのはかなり厳しいです…。

飲食のリズムとむし歯のリスクには深い関わりがある為
どうしても食べたい、飲みたいというとき
「まとめ食べ」「一気飲み」を意識してみてください。

ところでみなさんはむし歯がどうしてできるのかご存知でしょうか?
むし歯のリスクを高くする要素は主に3つあります。

①むし歯菌(ミュータンス菌・プラーク)
②歯の質(歯の強さ・唾液の量)
③食べ物(砂糖を含む飲食物)

この3要素が重なる時間が長くなれば長くなるほど、むし歯になるリスクが高くなるのです。
要するに、この3要素が重なる時間が短ければ短いほど、むし歯のリスクを減らすことができるということです!

私たちの口の中は通常、唾液の力で中性に保たれ、食事をすると酸性に傾きます。
酸性になると、歯の表面のエナメル質と呼ばれる部分が溶け始めていきます。

「まとめ食べ」の場合、食事を摂るたびに口の中は酸性に傾きますが、40分ほど経過すると唾液の力でエナメル質を元に戻していきます。

一方「だらだら食べ」の場合、
①酸性の状態が長く続く→エナメル質が溶ける時間が長引く
②唾液の力で中和されたと思ったら、また次の飲食で酸性に傾く
このように①と②が絶えず行われることで、
口の中はむし歯になりやすい環境になってしまうのです。

みなさん食事の際にはリズムを意識しましょう!
そして、むし歯になるリスクを減らしましょう!

 

院長によるオリエンテーション(旧健康講座)の次回の予定は以下の通りです。
9月14日(火)15:30~
9月25日(土)15:30~
を予定しております。
参加ご希望の方は、0120-255-418までご連絡ください。
スタッフ一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。