歯科技工と予防の関係

投稿日:2018年12月21日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の大場です。

クリスマスまであと4日、大晦日まであと10日となり、2018年も残りわずかとなりましたね。

平昌オリンピックやサッカーのワールドカップなどスポーツ好きの私にとって今年はスポーツ三昧な

一年だったような気がします。皆さんにとってはどんな一年だったでしょうか。

さてここからは院長のコラムを紹介したいと思います。

 

㊸予防(9) 歯科技工と予防の関係

歯科では、それぞれ国家資格を持つ歯科医師と歯科技工士が連携して治療を進めています。

最近は予防の意識が増えてきたので、歯科衛生士という言葉は聞き慣れたと感じる方も増えてきた

と思います。診療の介補だけをしている歯科助手さんではなく、予防の治療を行える資格のある人が

歯科衛生士さんです。

一方、歯科技工士さんは歯科医師が歯を削ったりした後に被せる物や入れ歯を作る専門の職業です。

通常は歯科技工所に勤めて様々な歯科医院からの製作物を請け負っています。当院では被せる物の

精度や材質にこだわっていますので、歯科技工士さんが院内に3人常駐しています。これは製作物の

精度や材質が悪いと被せた物の境目からさらに虫歯になる確率が増えるからです。

もちろん、院外の技工所が悪いわけではありませんが、過去にNHKの番組で取り上げられたよう

、院外技工所から海外に発注した技工物で身体に使えない材料が混ざっていた事があるなど、

歯科医院では管理できない部分があるのも事実だからです。院内技工にする事で、歯科医師が良い

材料を選ぶ事が出来る、歯科医師と歯科技工士で密にやり取りしながら完成度の高い物を作れる、

入れ歯など最速で修理できるなどなど数々のメリットがあります。

皆さんはじめまして!木村歯科医院歯科技工士の田中と申します。

「歯科技工士」とは、歯科医師の指示のもと、義歯(入れ歯)や補綴物(差し歯)、矯正装置やイン

プラントの被せ物などの作製・加工を行う専門職で、職人的な側面が強く技術の上積みや経験が必要

になる職業です。

仕事におきましては、事前に完成した補綴物及びそれを製作するための手段を具体的にイメージでき

る力を身に付けているかが重要で、感性に富んだ職人的技術の習得が大切であると心がけておりま

す。

以前、院長がこのコラムでオールオン4という「4本のインプラントで12本分の人工歯を手術当日に

噛めるように装着する治療法」について書いた事がありましたが、抜歯―骨削除―インプラント埋入

―型取り―人工歯装着まで、即日で行うので、人工歯と患者様の顔や表情をイメージできる力が、大

きなウエイトを占めるインプラント歯科技工の集大成とも言えます。

現在、歯科医院はコンビニよりも多い数ありますが、歯科技工士を常駐させている歯科医院はほんの

一握りしかありません。当院では、院内技工所併設であることから、すべての工程で患者様に立ち会

える事が強みであると思っています。

 

木村歯科医院では専門の歯科技工士さんがいらっしゃるおかげで、被せ物や入れ歯などとても質の良いもの

を提供できています。これからも、スタッフ一同協力して良い治療を提供できるよう努力していきたいと

思います。

 

木村歯科医院では院長によるお口の健康に関するオリエンテーションを無料で行っています。

次回の開催は1月12日(土)16:30~です。参加希望の方は木村歯科医院(048-561-0808)

までご連絡ください。皆様のご参加お待ちしております。

 

 

クリスマスイベント10日目☆

 

・お母さんのクリーニング待っててくれて「ありがとう☆」

・クリーニングでスッキリしました!!

・とっても上手に治療が出来ました\(^o^)/「えらい!!☆」

クリスマスまで、あと4日サンタさんは来てくれるかなぁ~

楽しみで~す\(^o^)/