インプラント治療の流れについて

投稿日:2019年9月24日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の早川です。
最近あったちょっといいこと・・・
息子の体育祭が無事に終わったことです。
組体操、綱引き、リレーなどに参加する息子の逞しく成長した姿を見られてよかったです。

それでは、院長のコラムをどうぞ!

Q.インプラント治療ですが、終わるまでどのぐらいの時間がかかるのでしょうか。

A.インプラント治療は、歯が無い所にインプラントを入れれば良いという治療ではありません。歯周病や虫歯の治療はもちろんの事、歯の磨き方や食生活まで、なぜ今まで歯を失ったかを検討し、今後治療した後、永く快適に噛めるように、口全体の治療計画を立てなければなりません。

手術に関しては全身的な健康状態、部分的にはインプラントに適した骨の状態などを事前に詳しく診査します。一般的に骨の硬さが上あごより下あごの方が硬いので、インプラント手術から下あごで約3ヶ月、上あごは約6ヶ月でインプラント本体が骨につくと言われています。現在はインプラント体の表面の構造が進歩し、この期間がどんどん短くなっています。

最終的には時期が来たら骨についているかどうかを診断する計測器で確認後、今度はインプラントに土台を付け替える手術をします。これもインプラントの種類にもよりますが、通常は部分的な麻酔をする簡単な手術となるため、インプラントの最初の手術を1次手術というのに対して、2次手術と呼びます。

その後何回か型取りをして、上に被せる人工の冠が入る事となります。噛めるようになったインプラントは、しっかり管理しないとやはり歯周病になってしまいます。自分の歯も今までの経緯で失ったわけですので、しっかり磨き定期健診を受けて永く使えるようにしていただきたいと思います。

最後に簡単な治療期間のスケジュールを表にしたので参考にしてください。あくまでも簡単なスケジュールですので、骨が足らないところに骨を作る技術を併用したり、骨の質が弱い場合などは期間が長くなります。

インプラント治療は、手術をしたらすぐ終わる治療ではなく、段階を追って最終的な噛める状態にするための、時間がかかるが高度で素晴らしい治療法の一つであるといえます。

 

インプラントの治療スケジュール

①事前の審査

②1次手術

③翌日確認の消毒

④糸で縫った場合1~2週の糸取り

⑤1~6ケ月インプラントが骨につくまで待ちます

⑥2次手術

⑦上部に被せる冠の型取り

⑧歯が入り完成

⑨定期検査

なんとなくでもお分かりいただけましたでしょうか?
もっと詳しく知りたい、相談したいという方には・・・
院長によるオリエンテーションを行っております。
次回は10月15日火曜日の午後3時からです。
参加ご希望の方は0120-255-418までご連絡ください。
お待ちしております。

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