歯科用ワックス

投稿日:2021年2月16日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の田中ょです。

今日は母の誕生日

帰りにケーキを買って帰りました。お店でロウソクはと聞かれたのですが

立てるのが大仕事になる・・・

笑顔で(;^ω^)お断りしました。

 

寒さのせいなのか、昨日から腰に電気が走る(>_<)症状が出てしまいました。

朝起きるのに時間がかかり、ズボンをはくのにも苦労しました。

今日の夕方ごろから収まりつつあります。

 

上半身と下半身をつなぐ筋肉、腸腰筋が弱っていることも原因

姿勢と体のバランス、筋肉をつけ再発しないような体を作る努力をしたいが

寒さが・・・・・(>_<)

 

歯の詰め物 被せものや 入れ歯のピンク色の部分などを作る時に

ワックスを用いて歯の形や、歯肉の部分を作りあげていきます。

そのワックスの原料ですが、パラフィン ミツロウ カルナウバろう ダンマーなど

 

パラフィンは、加熱してゆくと融解する前に軟らかくなる性質

 

ミツロウは、ミツバチの腹から分泌されるロウ。ミツバチの巣の主成分 

ワックスのしなやかさが増します。

 

カルナウバろうは、南米の熱帯に生えている、ロウヤシの葉から分泌されるロウで

硬くてもろいロウ

 

ダンマーは、マレーシアに生えているフタバガキ科の植物の樹脂で、ワックスが粘り強さと光沢

 

この様な主成分からできている歯科用ワックスを、用途に合わせて、詰め物や被せ物の形を

作り上げていきます。

ワッツクスは、熱を加えることにより膨張し、冷えると収縮します。

ワックスを融点直下の温度に加熱して圧入したのち、冷却するまで手圧をかけることにより

収縮を抑えます。

また、応力やひずみの物性を考えると、応力は30分以後徐々に緩和してゆくので

詰め物や被せ物の形を作り上げた後、私は一晩放置します。

応力は小さくなり、ひずみがほとんど回復しないようになり、

その結果として補綴物の適合精度が上がります。

ワックスの性質をしっかりと把握することが

臨床において良い結果を得られています。

ワックスを操作するのは、石膏模型上の作業であり

模型を起こす印象が変形していたらエラーになります。

口腔内の印象採得でひずみを出さないよう

歯牙のアンダーカットを埋める、口腔内保持時間を長めにするなど

チアサイドとも確実に管理すること

特にシリコン印象材は、アルジネート印象材よりも力がかかります。

印象が変形することがあるので

ちょっとした手間をかけて、取り組んでおります。

 

小・中・高校と野球に明け暮れていた時に、ワックスで大切なグローブを手入れをして、

長持ちさせてました。

現在は、詰め物や被せ物の形を作り出していくためのワックス。

ワックスと長いお付き合いか続いてます。

 

院長主催のオリエンテーション

「知らなきゃ損する歯の話や」

歯科衛生士による

「コロナに負けない免疫力アップ」などの話があります。

 

  日時 3月6日 土曜日 15時30分から

     3月16日 火曜日 15時から

希望される方は ☎ 0120-255-418

ご連絡ください