水分と健康(歯にやさしい水分補給)

投稿日:2021年3月9日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の太田です。

最近お水をこまめに摂ることを意識するようになって体調の変化を感じたので、水分と健康についてをお話ししたいと思います。

みなさんは、普段お水飲んでいますか?

正直、私は今まで水分補給といえばお茶の方が多く飲んでいました。

結論から申し上げますと、日常の水分補給にはお水が良いです。

お茶でも水分補給にはなるのですが、お茶の中には摂りすぎるとよくない影響を与えるものがありました。

①緑茶、ウーロン茶、紅茶にはカフェインが多く含まれており、飲みすぎは睡眠の質に影響してしまいます。

②緑茶、抹茶、紅茶に多く含まれるシュウ酸には尿路結石のリスクを高める恐れがあります。

③お茶に含まれるポリフェノールの成分のタンニンが、ステイン(歯の着色汚れ)の原因になります。

歯に沈着したステインは表面がデコボコとしたおうとつがあり、虫歯菌を吸着しやすい状態にしてしまいます。

④タンニンは鉄との相性が悪いため、鉄の吸収を阻害してしまいます。

鉄が体内から不足すると、貧血の原因となってしまいます。酸素が体にうまく回らなくなり、顔色が悪くなったり、動機やめまいの症状が出ます。私は貧血気味だったので、鉄のサプリを飲むようにしていたのですが、お茶の成分で鉄の吸収を邪魔していたかもしれないと思い気を付けるようになりました。

お茶のメリットとしては、お茶に含まれるカテキンが抗酸化作用や殺菌作用があるため、免疫力を保つ効果があります。ただし摂りすぎると先程出てきた、成分がタンニンへと変化し悪影響与える恐れがあります。

これらの影響があることを知った上で、たまにティータイムを楽しむのが良さそうですね♪

では、お水がどんなところが良いかをお話します。

①疲労回復

水分不足によりドロドロの血液になってしまうと、血流が悪くなり体内に酸素や栄養素をスムーズに運ぶことができません。それにより、疲労の蓄積に繋がります。水分を意識して飲むことで、血液をサラサラにし、疲労回復できるようになります。

②便秘改善

新陳代謝の悪さが便秘になる原因の1つです。水分をたくさん補給することで改善することができます。ただし、一度にたくさん水を飲むと、吸収されない分が尿となり排出されてしまうため、こまめに飲むことがポイントです。

③アンチエイジング

水分不足から血液の流れが悪くなり、血液の流れの悪さにより新陳代謝が悪くターンオーバーが正常に働かなくなることがあります。体内の水分量を補い血液が循環し体の老廃物が排出されていると新陳代謝が活発になります。よって肌のターンオーバーが正常になり美肌に近づくことができます。

<お水を飲むときのポイント>

・1度にたくさんではなく、こまめに飲むこと

人は一日に最低でも1.2ℓは必要だと言われています。

1回はコップ1杯くらいにしてこまめに飲むことが大切です。

・水は冷やさない

吸収スピードが速い為、体に負担がかかってしまいます。また、冷水は冷え性や便秘の原因にもなるので注意が必要です。

日常的に飲むときは、常温か白湯が良いです。

吸収スピードがゆっくりで体への負担が少なく、さらに白湯は体を内側から温め内臓機能の活発化や代謝を上げ免疫力向上の効果が期待できます。

季節の変わり目で体調管理が大変な時期かと思いますので、お体に気を付けてお過ごしくださいね。

院長によるオリエンテーション(無料健康講座)を行っております。
現在、歯科衛生士によるコロナに負けない免疫力アップのお話しもしています。

次回は3月16日 火曜日 15:00〜となっております。
参加ご希望の方は、0120-255-418までご連絡ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。