親知らず、どうしますか?

投稿日:2021年8月3日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の千吉良です!

先日、とーっても嬉しいことがありました。

私には6歳の甥がいるのですが、彼の将来の夢が「歯医者さん」だと言うのです。

理由を聞くと、甥の母と私が歯科医院で働いているからだそうです。

そんな理由、可愛すぎませんか!?!?

妹とは同じ歯科衛生士なので会うと歯科についての話をよくしているのですが、甥も分からないなりに私たちの話を聞いていたんだなぁと感じました。

そんな彼が大人になっても憧れてもらえるよう、これからも仕事を頑張ろうと固く誓った私は叔母バカです(笑)

 

話しは変わりますが、みなさんは親知らずについてどのくらいご存じですか?

現代人はお顔が小さい方が多く、親知らずがもともとないという方も少なくありません。

そもそも、なぜ親知らずだけ「親知らず」という名前がついているのでしょうか?

親知らずの正式名称は「第三大臼歯」と言います。

いくつか由来があり、昔の日本人は寿命が短く、親知らずが生えてくるころには親はすでに亡くなっているから。とか。

多くの方は親元を離れてから生えてくるので、親が歯の生え始めを知ることがないから。とか。

さらに、親知らずの別名を「智歯」ともいうのですが、これは英語で親知らずを「wisdom tooth」と呼ぶことからきています。

ぜひ、周りの方にも親知らずの雑学を教えてあげてくださいね。

ここからは親知らずの真面目な話ですが、歯科医院で「親知らずが生えています。抜いたほうがいいですよ」と言われたことはありませんか?

なるべく自分の歯を残したいと考えている木村歯科医院でも、親知らずは抜くことをお勧めすることが多いです。

それはなぜか?

今はトラブルがなくても、将来トラブルに繋がることが多いからです。

例えば、せっかく矯正をしてキレイな歯並びを手に入れても、親知らずの力で歯並びが乱れてしまうことがあります。

特に女性の方は妊娠中に免疫力が下がるので、歯肉炎を起こしやすくなります。

そんなときに親知らずが痛くなったり、その周りの歯肉が腫れてしまうと、処方できるお薬や処置が限られてしまうことがあるのです。

今はむし歯になってないから抜きたくない!と思っていても、親知らずのほとんどはとても磨きにくく、上下で生えそろっていないとちゃんと咬めないので、歯としての機能を果たしておらず、ただプラークが付きやすい歯として存在してしまっている場合もあります。

それに、いざインターネットで「親知らず」と調べると、マイナスイメージの検索候補の言葉がでてきてしまいますね。

私もいざ自分が親知らずを抜くぞ!と思ったときは、かなり怖くなりました・・・。

抜いたほうが良いのはわかっているけど・・・とよく患者様からもお聞きします。

特に今トラブルを感じていない歯を抜くというのは、中々決心するのが難しいですよね。

もしご自身の親知らずについて話を聞きたいと思っていただけたら、ぜひ木村歯科医院でご相談ください。

将来のリスク、抜く場合のリスク、残す場合の磨き方等、あなたに合った治療、ケア方法をご提案させていただきます。

 

院長によるオリエンテーション、無料健康講座を開催しております。
今なら、歯科衛生士による「コロナに負けない免疫力アップ」のお話もお聞きいただけます。
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皆様のご参加を心よりお待ちしております。