TCH『無意識が怖い!早いうちから改善を』

投稿日:2023年6月6日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは!羽生市にあります木村歯科医院の二階堂です。
6月に入り雨が降ったり晴れてグッと暑くなったり…気温差が激しいこの頃。これから梅雨の時期へと入りますね☔🌿みなさん6月と言えば何を連想しますか?
私事ですが先月、結婚を致しまして、親への感謝と偉大さを感じる毎日です✨6月18日は父の日でもあるのでプレゼントを準備中🌺
雨が続いて憂鬱になりがちな梅雨ですが、好きなこと楽しいことを見つけて気分を上げていきましょう!

皆さんは最近気が付くと口内に力が入っている、口の中が真空状態のように舌も上あごにピタッとくっつき、上下の歯も食いしばっていたり、頬内側には白い線が入る、舌にも歯形がある・・・
ふとした瞬間や何かに集中している時に歯を無意識に合わせていることはありませんか?

歯を痛めてしまう癖として知られているものとして、歯ぎしりや食いしばりがあります。それらに対しては、マウスピースを付けたりすることで対処されていることも多いのですが今回は、TCH(上下の歯を接触させてしまう癖)についてのお話です⭐️

TCHとは?
人は普段は、上下の歯は接触していません。唇を上下閉じても、上下の歯は触れていないのです。上下の歯が接触するのは、会話をする時や食事中咀嚼をする時のみ。実際に接触する時間は1日20分程度が正常だとされています。

TCHの原因
ストレスや悪い嚙み合わせ。TCHを引き起こす方の多くはうつむいた状態で長時間集中してパソコンやスマホで作業などを行うことで、歯の接触に慣れていき接触が常態化して癖として習得されてしまうと考えられています。

TCHによって起こると考えられる症状
・お口の中の症状…歯周病や歯並びの悪化、歯の破折や欠け・つめ物かぶせ物の破損や脱離、口内炎、知覚過敏など
・お口の中以外の症状…顎関節症、肩こり、頭痛、耳鳴り、腰痛など

TCHの治療・改善
例えば付箋に「歯をはなす」と書いたものを普段目にするところに貼っておきます。付箋をみたら歯をはなして力を抜きます。上下の歯をはなす習慣づけを毎日繰り返しているうちに、歯を接触させる癖が治っていきます。
お口周辺をリラックスさせるために有効な「あいうべ体操」も行うことで筋肉の緊張なども緩和されます。また歯科医院にてかみ合わせの調整を行うことも重要な改善法の一つでもあります。

TCHセルフチェック
Step① 正面を向いて、上下の唇を軽く閉じる※このとき、唇に力を入れないようにしましょう。
Step② そのままの状態で、上下の歯が触れないように軽く離す。
口元に違和感はありませんか?もし違和感がない場合は5分間続けられるか試してみてください。
違和感がある場合や5分間続けられないと感じたらTCHの可能性があります。

TCHは、なるべく早いうちに自覚して改善することが大切です。上下の歯が接触していると気づいたら、すぐ歯をはなすように意識してみましょう!

最後に当院では、院長による無料のオリエンテーションを毎月開催しております。
「知らなきゃ損する歯の話」や当院歯科衛生士による「コロナに負けない免疫力の話」など目から鱗の話が目白押しです!
次回の予定は、令和5年6月10日(土)15時30分~となっております。
参加をご希望の方は0120-255-418までご連絡ください。皆様のご参加、心よりお待ちしております。
さらに木村歯科医院のインスタグラムでは、今後の健康講座のスケジュールや診療日、健康について発信をしておりますので是非ご活用くださいませ。

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