歯の歴史について

投稿日:2023年6月9日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは!初めまして(Ö)/
埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の松崎です。

先日、嫁と嫁の妹と3人で『さきたま古墳公園』に行き、広大な芝生広場でフリスビーで体を動かした後、
丸墓山古墳と稲荷山古墳に登り、景色を堪能しました。
平日だったこともあり人がとても少なく、ゆっくりできて良い気分転換になりました。

 

さて、今回は歯の歴史についてです。
皆さまは、人間がいつから歯を磨く習慣が始まったかを知っていますか?
世界的に見ると、紀元前1500年頃のエジプトの文献が最古の記録とされています。

日本では、6世紀ごろの仏教伝来とともに歯磨きが伝わったとされています。
「歯木」と呼ばれる細い棒の先端を噛み、繊維を房状したもので歯を磨いていたようです。
「歯木」は僧侶の間で広まっていき、長い年月をかけて庶民にも広まっていきました。
それほど昔から『歯を磨く習慣』があったのです。

今では歯を磨くことが習慣となっておりますが、
皆さんは、しっかりと効果的に歯を磨けておりますでしょうか?

現在でも歯を磨かないと、虫歯になったり歯周病になったり歯肉炎になったりと様々な問題が発生しますが、昔の人々も歯についてはとても悩まされていたようです。

「虫歯」についてはホモサピエンスが登場した頃から存在していたと言われております。
紀元前の「虫歯」の存在を知らない人達は、どうして歯が痛くなるのかが分からず、「お祓い」によって歯の痛みを取り除こうとしておりました。
「なぜ歯が痛むのか」を考えた時に、ある古代人が「虫歯」は歯の中にいる「虫」が原因だと言いました。
そして「歯の中に虫がいる」という説は解明する手段がなく、1700年頃まで続いたと言われております。
実際には歯の中には虫はおらず、1881年頃に、虫歯の原因が酸であると分かり、歯垢中の細菌が糖質を分解し酸が作られていることも研究発表され、虫歯予防には、歯磨きが有効であると再認識されました。
人間は昔から、原因が分からずとも歯を磨いたり、お祓いをしたり、何かしらの対策を行っていたようです。

さて、ここまで歯の歴史についてお話させていただきましたが、皆さんは、毎日怠らずに歯をみがけておりますでしょうか?
歯磨きはやり方によっては、口の中の状態を悪くしてしまうこともあります。

歯の磨き方が正しいのか不安な方は、当院の予防のプロである歯科衛生士に気兼ねなくお尋ねください。
歯の磨き方を丁寧にレクチャーさせていただきます。

また、虫歯予防・歯周病予防・口臭対策のためにも毎日のセルフケアをかかさずに行いましょう!
そして、自分の歯の健康を守るためにも、ぜひ当院に歯の定期メンテナンスにお越しください!

最後に、当院では院長による無料のお口の健康講座を毎月行っております。
詰め物の話や歯の大切さをわかりやすく説明しておりますので、

ぜひ一度お聞きになってはいかがでしょうか?

次回は6月10日(土)の15時30分からとなってます。

参加を御希望の方は是非当院までご連絡ください。

皆様のご参加、心よりお待ちしております。