デンタルフロス

投稿日:2020年9月15日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の早川です。
朝晩はだいぶ涼しくなり、過ごしやすくなりました。
秋の夜長、読書に時間を使いたいと思います。

最近あったちょっといいこと…
本日、開催された院長によるオリエンテーションの中の歯科衛生士のプレゼンの担当が無事に終わったことです。
『コロナに負けない免疫力アップ』というテーマで歯科衛生士が順番でお話しさせていただいております。
まだ参加したことのない方も、参加したことがある方も、バージョンアップしておりますのでぜひまたご参加ください。

さて、❝Floss or Die❞ 直訳すると❝デンタルフロスか死か❞というこの言葉は今から20年以上前にアメリカで発信された歯周病予防のためのスローガンです。
歯ブラシだけのケアでは60%程度しか磨けていないと言われています。
お口の中にたくさんの歯垢(プラーク)を残したままにしておくとむし歯菌や歯周病菌は繁殖し、むし歯や歯周病などの原因に直結しますが、必ずしもお口の中だけに悪影響を及ぼすものではないと考えられているのです。
例えば、糖尿病や動脈硬化や心筋梗塞、誤嚥性肺炎などです。

日本では歯ブラシの使用率は95%を超えていてトップクラスですが、それ以外のアイテム(デンタルフロスや歯間ブラシなど…)の使用率は低い傾向にあるのです。

診療時に「デンタルフロスはお使いですか?」とお聞きすると、「はい、毎晩必ず」という方はやはり少なく、「前はやっていたんですけどね…」だったり、「最近はちょっと…」というお声をききます。

なかなかデンタルフロスを習慣化させるのが難しい方が多いようです。
ある調査では、デンタルフロスの使用を習慣化できない人の8割がタイミングを決めていないそうです。

それに対して、習慣化できている方は日常の習慣とセットで行うそうです。
(例えば、お風呂に入る時、寝る前に、歯磨きといっしょに)
あとは、見える所に置いておいたり、歯ブラシと一緒に置いておくなどだそうです。

ポイントはタイミングを決めて置くのと、手の届きやすい所に置いておくことのようです。
ぜひ、お試しください。

デンタルフロスの使い方や、選び方が分からない場合には当院スタッフにお気軽にお声かけください。

院長によるオリエンテーション(旧健康講座)の次回の予定は9月26日(土)16時からです。
参加ご希望の方は0120-255-418までご連絡ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。