歯の食いしばりと小顔効果

投稿日:2020年9月18日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にあります木村歯科医院の千吉良です。
いろいろと大変な夏が終わり、徐々に秋を感じるようになってきましたね。
とは言ってもまだまだ30度越えの日々が続きます。
この温度でエアコンを点けるべきか悩む方も多いのではないでしょうか?
私は悩んで点けなかった結果、暑くて夜中に起きてエアコンを点けるということを繰り返しています(笑)
じわじわ暑くても、それが体にはストレスになることがあります。
私はかれこれ9年ほどバイトプレート(寝ている間のくいしばりの力を分散し歯を過度な力から守る装置)を使っているのですが、ついに先日、ヒビが入っているのを見つけました!!
これもコロナと暑さによるストレスのせいでしょうか・・・?(笑)
右の奥歯のところに見つけた2cmほどのヒビ。
実際のバイトプレートは使い込んでいてお見せするのが恥ずかしいので、写真の掲載は自粛させていただきすm(_ _)m
バイトプレートをお使いの方はお分かりかと思いますが、あのプラスチックの装置は結構しっかりとした作りです。
その装置にいざヒビが入ってみると、やっぱりくいしばりの力は大きいんだな〜と実感させられています。
では、くいしばりの力でお口にどんなことが起きていくのでしょうか?
咬むと痛い、歯がしみる、歯が欠けてしまう、肩が凝る、偏頭痛がする、顔が大きくなる、などなどたくさんの症状が起こります。
今回皆さんにお伝えしたいのは、「顔が大きくなる」という部分です。
食いしばりで顔が大きくなるということに疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
エラの部分に手を当てて、ぐっと咬みしめてみてください。
筋肉が動く部分がお分かりいただけると思います。
その筋肉を「咬筋」と言います。
サッカー選手や競輪選手の太ももはしっかりと鍛えられているので、筋肉が大きくなっていますね。
咬筋も同じです。
鍛えれば鍛えるほど筋肉は大きくなります。
意識してくいしばりをする方は少ないと思います。
力を入れてくいしばりをしなくても、普段から上と下の歯が触れていれば、それはくいしばりをしているということになります。
上下の歯は食事以外は離れていることが普通なので、上下の歯が触れ合っていればTooth Contacting Habit(上下歯牙接触症)となります。
そのわずかな力でも、長い年月を重ねて咬筋を大きく育てることになるのです。
最近はくいしばりで咬筋が発達するということを、雑誌の美容コーナーでも取り上げられることが増えてきているなと感じます。
ある有名なメイクさんも、「エラが気になるなら歯医者さんでマウスピース作ったらいいよ!」と発信していました。
私が1番驚いたのは自分の変化です。
この写真は免許証のものですが、顔の下半分が別人のようだと思いませんか?

体重は変化ありませんし、特にマッサージを頑張ったということもありません。
ただバイトプレートを毎日使い、普段から上下の歯を離しておくように意識しただけです。
バイトプレートを使ってこんな嬉しい変化が得られるなんて、思ってもいませんでした。
なかなか自分でくいしばりをしていることを自覚するのは難しいことです。
特にスマホを使うために下を向いたり、パソコン作業をしていたり、

お料理中などの何気ない動作でくいしばりが起きていることがあります。
もちろん私も気付くと「くしばっていた!」ということがあります。
日中の変化に気付くこともとても大切ですが、夜だけは楽チンに

くいしばりの力を軽減してみませんか?
歯も守れて、もしかしたら小顔効果も得られるかもしれない

バイトプレートは保険でお作りすることができます。
もしご希望の方はスタッフにご相談くださいね。