デンタルグッズの選び方

投稿日:2021年4月20日

カテゴリ:スタッフブログ

埼玉県羽生市にある木村歯科医院の折原です。

今日は暑く、夏日でした。コロナウィルス感染拡大で日常でもマスク生活が続いていますが、暑くて息苦しいくらいでした。

またしても緊急事態宣言が出されそうですが、対策をしっかりして感染しないように気を付けていきましょう。

 

みなさんは歯ブラシや補助道具を何を使用すれば良いのだろう?と思いませんか?

店頭にはたくさんのデンタルケアグッズがあります。その中で、自分のお口の状態に合わせてどんなものを選べば良いのかを知っておくことは大切です。

一般的にデンタルケアで使用する歯ブラシ。メーカーによっては、ブラシの硬さや形、長さが異なります。ブラシの硬さだけでも「やわらかめ」「ふつう」「かため」などの種類があります。自分の歯に合い、一番使い勝手の良いものを選ぶようにしましょう。

 

電動歯ブラシは、ブラシの振動でプラーク(歯垢)を除去します。さまざまなメーカーから電動歯ブラシが販売されており、ブラシ全体が振動する毛束振動式や、毛束が回転する毛束回転式、両方を組み合わせたタイプなどがあります。使い込んで毛先が傷んだ場合は、ヘッド部分のみを取り替えることができるので、長く使っていくことができます。

電動歯ブラシを使う際は、ゴシゴシ磨いてはいけません。毛先の振動でしっかりと歯垢を落とす作りとなっているので、歯や歯間にあてるようにして使います。

【手順】

1. スイッチを入れ、奥の歯から前方へ移動させていきましょう。

2. 歯と歯ぐきの間は少し斜めに当てて45度の角度で磨きます。

3. 歯の表面は、ブラシを斜めに当てます。

4. 上の前歯の表面はブラシヘッドを立てて磨きます。

5. 下奥歯の裏側は毛先の先端部分を使って磨きましょう。

 

Q:歯ブラシと電動歯ブラシ、どっちがいいの?

歯ブラシと電動歯ブラシは、どちらを使った方が良い、ということはありません。重要なのは磨き方です。歯ブラシと電動歯ブラシでは、磨き方が異なります。電動歯ブラシは、ブラシ部分が細かく上下左右に動いているため、歯の上に置くようにして固定するだけで磨くことができます。歯ブラシで磨く場合は、時間をかけて1本1本磨いていきましょう。自分の使いやすい歯ブラシで、丁寧に磨くことが一番大切です。

 

歯と歯の間に使用します。

 

デンタルフロス

ひも状になっていて指に巻き付けて使用する物、Y字状、P字状のホルダー付きデンタルフロスがあります。ケアは1日1回以上おこないましょう。

【手順】

1. フロスを歯間に挿入し、前後にスライドさせながら上に抜いていきます。

2. 1を繰り返し、すべての歯間の手入れをしましょう。

慣れてくると2~3分ですべての歯間の掃除ができます。

 

歯間ブラシ

ゴム状やブラシ状、曲がっている物、まっすぐな物などあります。歯間ブラシは歯磨き時に行うようにしましょう。

【手順】

1. 鏡で口の中を確認しながら、歯間に挿入していきます。

2. 歯ぐきを傷つけないよう、ゆっくりと斜めに入れていき、挿入したら前後に2~3回動かします。

3. 奥歯の外側や内側もくまなく掃除していき、全ての歯間をキレイにしたら完了です。

歯間ブラシは何回も使えるので、使った後はしっかりと水洗いしましょう。

 

デンタルケアを毎日行うことは、面倒に感じることもあるかもしれませんが、歯や歯ぐきを健康に保つためにはとても大切なことです。

これらの他にもたくさんのデンタルケアグッズがありますが、正しく使わないと効果は期待できません。それぞれの正しい使い方を把握し、日々のケアに活かしていきましょう。

分からないことがありましたら、歯科衛生士にお聞きください。

 

当院では院長による無料オリエンテーションを実施しております。

次回は   5月8日(土)15:30

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